写メ日記

9月23日

2023/09/25 21:19:46

Mさん
快楽の通電をした。
成熟した果実の如く実った麗しき軀は、電流のささる度、潤沢な蜜を惜しげも無く垂らし続けた。
表面に痕跡も残すことなく繰り返される厳しい躾の最中、貴方は早々に根を上げるかと思われたのだが、こちらの懐柔も必要ないほど重く強欲な肉感を露わにしていた。
持ち込まれた拘束具が鋭敏さを更に加速させた。
血液のように体中を循環する快感が漏れ出ないよう、顔中の穴を尻で塞いでやると、唯一の逃げ場から大量の欲を吐き出した。

拘束具の金属も電流が流れるのか、今度確かめてみましょうね。



Hさん
事後の余韻を夢現に、脳内の痺れて浮き立つ感覚を朧げに語りながら、焦点の定まらない眼で天井を仰いでいた。
乾いた唇からこぼれ落ちる、湿り気の多い言葉の対照が艶めかしさを増しそそった。

9月21日

2023/09/22 22:24:31


Sさん
秋の収穫祭と称した愚行を愉しんだ。
用意された野菜は6種類。
少数精鋭と謳うだけの選抜されし具はいずれも個性的で、彩りや栄養価は勿論のこと、快感も申し分無いのだそう。
私個人は芋茎が面白かったが、男の深爪がシーツに一番食い込んだのは、ミニゴーヤを3つ入れた時だった。
美味しい、という喘ぎ声も野菜同様に新鮮であった。


9月19日

2023/09/21 14:23:20

Tさん
絶景だった。
L字に開かれた窓は角の死角も無く、180度のパノラマはビル群を臨んでいた。
溢れ返る無数の窓明かりの煌めきを、大勢の人の目のように感じた。
目の前の痴女も同じ思いだったようで、軀を縛る時も縛り終えてからも「いやっ恥ずかしい……!」と窓に顔を向けるのを拒み続けた。
この部屋は今見えているどの窓よりも明るい。
外からは嫌でも注目が集まる。
過度な興奮による発汗と皮膚が染まる程の火照り、過呼吸と深呼吸を繰り返して朦朧とする意識を、肉体と精神の快楽だけで保っていた。



Yさん
私があまりに人並みに扱ったのをどうやら不安に思ったらしい。
炭酸水の泡のような脆く薄っぺらい反省を早口で捲し立て、足もとにすがり、泣きそうな声で捨てないでと喚かれた。
気まぐれで趣向を変えただけなのだが、慰めるのが面白くなってしまい言い出せなかった。
ごめんね。可愛かったの。

9月16日

2023/09/18 22:08:39

Mさん
ほぐれかけの蕾に触れる。
すっかり慣らされてしまった淫欲な肉壺は、触れる毎に増えてゆく新たな快感に飢えを覚え、股と同じよう簡単に蕾の花芯を開く。
熱く火照る秘部奥は、愛液さえもマグマのようだった。
ずっと最奥で引き止め続ける絨毛突起の柔らかな感触ひとつひとつは貪欲な精神は満ちていて、絡め取るように淫棒を包み込むと、決して離すまいと軀全体を捻り上げ快楽の限りを貪り尽くしていた。
息を荒げ、上下する腹を見て思う。
誰よりも恥じらう者が乱れ狂う景色、これほどの絶景はない。

差し入れありがとう。



Oさん
かつて賛嘆たる眼差しを向けられていた快感が、今や痛々しい目で覗かれる快楽に溺れる事になろうとは思いもしなかっただろう。
これからは日々悶々と懊悩の時間を過ごす事になる。
どうぞ拗らせて。

9月14日

2023/09/16 11:10:21

Iさん
「NTRマゾ」て性癖があまりにも不憫過ぎて、笑いが止まらなくなった。
なんて愚かなんだろうと頭では分かっていても、軀が興奮を覚え疼くのを止められず欲情する悩ましさは、耐え難いジレンマの中で生まれた唯一の精神崩壊を防ぐ方法……でははない、無い無い。
あれだけ愉しんでるのだから、ねぇ。
あっさり乗り換えられて、それを見せつけられて、捨てられて、また性癖が拗れて。
可哀想だから拾ってあげる。

それにしても、相変わらずこの脱脂綿はローションの落ちがイイ。
差し入れと脱脂綿ありがとう。



Mさん
お茶漬けを作る。
下座して待つ奴隷の餌入れに、やや特殊な加薬を乗せた白米があり、傍らに梅干、追加の刻み海苔と行儀の良さそうな箸が添えられていた。
私は箸で梅干ひとつつまみ上げそのまま口に放り込み、箸は所定の位置に戻さず取り上げた。
餌入れを両足で跨ぎ、目線と下着を下げる。
高さがあった為、注いだ聖水の半分近くが餌入れ外へ飛び散ってしまったが、浅底の餌入れには半量でも溢れ返るほどだった。
なみなみと注がれた聖水の中、米と加薬が静かな浮き沈みを繰り返し光を受け煌めいて、繊細でいかにもな明澄を思わせる水際を不釣り合いな場所に作り上げていた。
食事の許可がおりると、水際の風情は瞬く間に荒らされた。
餌入れに埋めた顔は、食事を終えるまで上らないよう頭を踏み付けていて、器の隙間に液状の梅干を吐き出してやると、再び食欲が戻り綺麗に完食した。
犬食いの方がいつもより美味しかったでしょ?