9月23日
2023/09/25 21:19:46
Mさん 快楽の通電をした。 成熟した果実の如く実った麗しき軀は、電流のささる度、潤沢な蜜を惜しげも無く垂らし続けた。 表面に痕跡も残すことなく繰り返される厳しい躾の最中、貴方は早々に根を上げるかと思われたのだが、こちらの懐柔も必要ないほど重く強欲な肉感を露わにしていた。 持ち込まれた拘束具が鋭敏さを更に加速させた。 血液のように体中を循環する快感が漏れ出ないよう、顔中の穴を尻で塞いでやると、唯一の逃げ場から大量の欲を吐き出した。 拘束具の金属も電流が流れるのか、今度確かめてみましょうね。 Hさん 事後の余韻を夢現に、脳内の痺れて浮き立つ感覚を朧げに語りながら、焦点の定まらない眼で天井を仰いでいた。 乾いた唇からこぼれ落ちる、湿り気の多い言葉の対照が艶めかしさを増しそそった。