写メ日記 | 3月3日

3月3日

2026/03/04 21:32:34

Kさん
掌で閉じられた口元が軽くうなずくと、縄は解かれた。
肉に縄の編み目が、昔からの痣のように軀中を巻き付いていたのがよく分かる。
そして貴方は、その痕をじっくりと全体を舐め回すように確認しながら、恍惚の表情で、長いながい私の呪縛ハグから与えられいたく感激していた。
緊縛マニアらしい頑なな愛であった。

Yさん
白い薄桃色の柔肌が鞭で跳ねる度、きしむ縄と同時に反り上がる背中。
ただでさえ鋭敏な肌は、揺るがない意志を持っているかのように、隙のない感度を惜しげもなくひけらかせてくれた。
艶やかな吐息に混ざる小さな喘ぎ声が耳をくすぐる度、私は面白がって、もっと声を聞こうと責める事を止めようとしなかった。
虫の息のように、小刻みに溢れる吐息を拾いながら、どんな名曲もこの吐息に勝る耽美さはないだろうと、私はひとり頭で感じていた。

差し入れありがとう。