写メ日記

12月16日

2023/12/18 12:18:56

Uさん
幾度も、幾度も達していた。
押し寄せる快楽の波に軀を震わせながら、覆い被さった私の肉棒を口いっぱい頬張り、溢れんばかりの涎を上下口から垂らす。
最初の抵抗はフリだったのかと思うほど、好きもの振りを発揮していた。
咥えながら漏れ出る声が、品の無い水音と混ざり合う度、耳の奥は強く感じた。
嬌声を耳に拾い、知らなかった自身の声に貴方も興奮し感じてるようだった。
予測し切れていなかった行動に興奮はより募り、貴方は猥褻を叫び続け、体力の限界まで欲しがった。

12月14日

2023/12/15 22:05:20


Yさん
重しでへたる陰部をしっかり勃たせろと、乗馬鞭で煽りブーツで蹴り上げた。
うぅっと低い呻き声が漏れる。
宙吊りの軀は反動で揺れ、垂れ下がる重しの負荷は余計に掛かった。
金ブラシを乗せた椅子を尻の下へ引き、玉にも容赦無く制裁を与えた。
窮屈な日常に圧迫された精神の解放に、こういう憂さ晴らしは欠かせない。
たまたま目を付けた熱烈なファンがM性を発揮してくれたお陰で、暫くはストレスフリーでいられそうだ。
有名人とファンの裏話にあるような、あるような……生々しいストーリーの結末は、ずっと先の話になりそうだ。
前々回の、議員と活動家のストーリーくらい愉しかった。

お土産ありがとう。



Tさん
辛辣な文字を並べたくなるほど傲慢にはなれなかった。
エゴに憧れる素直なマゾ、それでいいじゃないか。
辟易されるより可愛がられる方がずっと良い。
そう思うのは、私のエゴかもしれないが。


12月12日

2023/12/13 20:08:46

Hさん
息を吸うのも忘れて派手に鳴き叫び、激しく揺すられる軀を踏ん張らせて、意識が飛ぶのを必死に堪えようとしている。
そんな貴方を見下ろしながら薄く笑い、腰を振った。
玉のような汗が、肌を転がっては律動で流れ落ちる。
かなり疲弊していたはずだが、貴方はずっと叫び続けていた。
もう何度聞いたか分からないほど、終わりを意味する言葉をどれだけ吐き散らかしていただろうか。
回らない呂律がむしろ興奮を煽り、益々自身を苦しめた。
堪え性は無かったが、ブランクの割には随分と頑張っていた。
褒めてやろうと、まだ息の上がっている首元を強く抱きすくめて、耳元でささやいた。



Sさん
完璧に振る舞う必要など無いし、求めてもいないが、顕れる自信のなさから依存心を自ずと掻き立てているのかもしれない。
出来ずとも見放したりなどしないから、どうか誇りを持って、ご自身を大切にね。
プランCも楽しみにしてます。

12月9日

2023/12/12 12:30:49

Tさん
むせ返るほど獰猛な甘い香りが部屋中に立ち込めていた。
湧き立つというよりは、重みがあり下に沈むような、とろりとした濃い匂いだった。
咀嚼物の甘い誘惑に興奮し通しだった口腔は、既に乾き切っていた。
カサついた唇を割って足先をねじ込むと、喉仏が大きく上下した。
渇いていたはずの口内は「待て」の間に溜まった生唾で溢れ返っていたらしく、咀嚼物を流す前に嚥下し、余地を作った。
足指を赤子のように吸い付きながら、足スプーンに乗せられた生温かいデザート舌で掻き集める様は、相変わらず愛らしい。
いつまでも見ていられる。
足下に滞る甘い匂いに包み込まれ、シュガーハイならぬ咀嚼ハイに、今日も溺れる。

お土産ありがとう。



Nさん
シャワー後、ロングブーツで踏まれた痕は血赤色の模様を肌に浮かび上がらせていた。
釘のように細いヒールだと一目で分かる。
赤い豹柄に見えなくもない傷は、情事を名残惜しむ事も無く、迫る時間と共に服に覆われた。
まだ清潔な香りが服の隙間から漏れ出ていたにも関わらず、貴方は私に新品のマスクを差し出し、顔側に大量の唾液を付けて欲しいと、それを付けて帰宅するのだと言い、私を驚かせた。
何の躊躇いも無く再び汚し、おかわりプレイを愉しもうとする貴方の変態ぶりよ。
もう最高。

お土産ありがとう。
今度ペディキュアしてあげるね。

12月7日

2023/12/09 13:01:42

Tさん
どれくらい時間が経った頃だろうか。
もう何度達したのか、同じ言葉を聞いたのか、段々と分からなくなっていくにつれて、不可思議な感覚に陥ったのを覚えている。
全てが遅く感じる時空の中、自分だけが速く動く事が出来る、所謂ゾーンとでも言うのか、まるで特殊能力でも身につけたような気分になっていた。
私の目の前に、すぐ真下にいるのに、それを何処か俯瞰して眺めているような、妙に生々しく、それでいて堂々とした覗きをしているようで、興奮を抑える事が出来なかった。

差し入れありがとう。
引越しのお片付けって、断捨離のいい機会になりそうね。



Kさん
追い詰められ、必死に抗う中、それでも無遠慮に伸びてくる私の手に抱かれ続ける貴方を見ていると、軀の芯がじん……といやらしく燻っていくのを感じた。
堪らず、腰を揺する。
途端、低く呻いていた嬌声は口外へ大きく弾け、上半身は捩じ切れそうなほどのたうって、シーツを乱した。
大きく開いた四肢をベッドへ縫い付けてやると、更に欲情したらしく、浅ましい本性は簡単に暴かれてしまった。
舌を噛まぬようねじ込まれた下着も、瞬く間に色濃く染まった。