写メ日記 | 12月12日

12月12日

2023/12/13 20:08:46

Hさん
息を吸うのも忘れて派手に鳴き叫び、激しく揺すられる軀を踏ん張らせて、意識が飛ぶのを必死に堪えようとしている。
そんな貴方を見下ろしながら薄く笑い、腰を振った。
玉のような汗が、肌を転がっては律動で流れ落ちる。
かなり疲弊していたはずだが、貴方はずっと叫び続けていた。
もう何度聞いたか分からないほど、終わりを意味する言葉をどれだけ吐き散らかしていただろうか。
回らない呂律がむしろ興奮を煽り、益々自身を苦しめた。
堪え性は無かったが、ブランクの割には随分と頑張っていた。
褒めてやろうと、まだ息の上がっている首元を強く抱きすくめて、耳元でささやいた。



Sさん
完璧に振る舞う必要など無いし、求めてもいないが、顕れる自信のなさから依存心を自ずと掻き立てているのかもしれない。
出来ずとも見放したりなどしないから、どうか誇りを持って、ご自身を大切にね。
プランCも楽しみにしてます。