写メ日記

2月10日

2024/02/12 00:48:52

Yさん
卑しい邪な思念は昇降と循環を繰り返す血液のように軀中を駆け巡り、巡回する中で濃度を増し、やがて純度の高い欲望へ姿を変える。
身に余る欲を昇華せんと自らを壊し、独善的な行為で精神まで滅ぼす。
支配的で圧倒的な貴方のエゴは、最期まで見届けて欲しいと、これ以上ない嬉しい言葉を私に残して、悦びに満ちた面持ちでゆっくりと瞼を閉じた。

2月6日

2024/02/08 11:11:02

Sさん
抑制の一助になるわけがないと、する前から分かり切っていたじゃないか。
己の性癖の確認がしたいと素直に言えば良かったのに。
プライドの高い変態は拗らせているばかりか、自ら快楽を縁遠くしている。
ほんと、不器用。

2月3日

2024/02/05 10:38:49

Tさん
厳かに、親密に、貴方の誕生日を祝った。
これまでの性の軌跡でも聞こうと思っていたが、旅先の土産話の方が面白くて聞き損なった。
まぁいい。また犯しながら、ゆるゆると聞き出してみよう。
新たに刻まれる軀の刻印と、精神の支配を約束して、腰を振った数と同じくらいのおめでとうを覆い被ったまま伝えた。

お土産ありがとう。
練習の成果をお楽しみに。



Hさん
こんな窮屈なものをよく履いていられるものだ。
体型におよそ似つかわしくない小さな下着に指を引っ掛け、パチンと鳴らした。
俯いたまま、女は僅かに息を漏らす。
膨よかな双璧は、弾性の強い揺れを魅せて再び肉に下着が食い込む。
ふと股の間に目をやると、下着の隙間のコードからは、粘度を帯びた雫が秘部から垂れ伝い、今にも床へ落ちそうだ。
私の視線に気付いた女は、派手に破られたパンストの太ももを擦り合わせて隠そうとしたが、慌てて動いたばかりに危い雫の糸は瞬く間に切れた。
……ああっ‼︎
強引に胎内へ押し入られた私の肉棒に、背を反って女が叫んだ。
下半身がすぐ熱を持ってしまう牝豚には、容赦も遠慮もいらないだろう。
仕置きの前に、躾をしなきゃ……ね。

2月1日

2024/02/02 12:27:24

Mさん
猛り狂うとはこうだ、と知らしめるように、貴方は背や尻を大波のようにうねらせ肺の限界まで叫んだ。
貴方手製の器具の隙間に滑り込ませた指、つまり私のプラスワンの、他愛も無い悪戯を叱咤するつもりで振り返ったはずだったのだろう。
目が合った瞬間、異変は快楽へ……絶頂へと変わり、吐き出す予定の無い嬌声が情けないほど口から溢れ落ちていたのを笑わずにはいられなかった。