写メ日記

4月6日

2024/04/09 16:31:21

Mさん
縄が軀を絞める度、呼吸と脈は徐々に纏まりを無くし始めた。
私には一瞥もくれないほど羞恥心に乗っ取られていたが、それでも感情は素直で、下腹部が甘く痺れるのを感じると、軀をくの字に曲げて悦んだ。
最奥を穿つ毎に突き抜ける、えも言われぬ感情。
指一本が入るのも厳しい強い麻縄の抱擁が理性を停止させる。
血の流れや動作を止められても、頭の中の妄想は止まるどころか暴走を起こし、絶頂の狭間を何度も行き来していた。
反射的に漏れ出る貴方の声は、妙に脳内をそそのかされた。



Hさん
風雅の趣をまるで無視した醜悪な面相。
顔中の穴という穴を弄ばれ、それぞれの穴から愛液を垂れ流していた。
だらし無く開げられた咽喉と鼻腔は、顔面の性器と呼ぶに相応しい淫らな反応を魅せてくれる。
好き勝手に、ネチネチと虐められる指や道具を、湿り気を帯びた呼気と愛液が思う存分濡らす頃には、副反応から漏れた精が、貴方の腹の上で生暖かい膜を張り、ぬらぬらと艶めいていた。



Nさん
サクラサク。
生命の限りを尽くして咲き誇る桜花は、貴方の新たな門出を祝うかのように、空高く舞い上がらせた花弁を、頭上に振り散らしていた。
勿論、実際に木があったわけではない。
輝かしい未来を背にした貴方を、少なからず私の目はそう捉えていた。
なのに、これから築こうとする未来への貴重な学び時間が、身を滅ぼす蛮行に費やされている。
宙吊りの軀が、黒い梁の下を往復する度、知性が奪われている気がした。
未来に背き、背徳の中で狂乱する間は、誰よりも幸福な二人に違いなかった。

積年の思い叶い、心より満たされた事に感謝。
ほんと、いい子。

差し入れありがとう。

4月2日と4月4日

2024/04/05 22:34:51

2日
Yさん
オムツ姿の紳士を四つん這いで歩かせる。
腹よりも床に着きそうになっている重たいオムツは、股ずれで内腿を赤く腫らし、摩擦でずり落ちて尻まで晒されようとしていた。
おしゃぶり代わりの口枷も、見事に涎まみれ。
オムツの中身といい勝負の垂涎ぷりだ。
それにしても……
汚れたオムツも変えてもらえず、人工的に膨らまされた腹と、プラグで塞がれたアナル。
大きな赤子に無体を強いる母親と罵られるかもしれない。
が、この母親にして、この子有り。
遺伝子の強さは、この表情を見ればお分かりいただけるだろう。

スマホ忘れて写真撮れなかったので、コチラに纏めました。



4日
Sさん
垂れ下がる長い髪から、濡らした筆の穂先が雫を落とすみたいに、床をぽつ、ぽつ、と濡らしていた。
男が濡れ鼠になる前に、こんな事があった。
両手の甲に水入りグラスを置いた。
これを打ち終えるまでは絶対に溢すな、と言い付けていたのだが、巻き鞭に驚いて溢してしまい僅か1分未満で終了してしまったのだ。
当然、軍配は私に上がる。
罰ゲームを前に不服を申し立てられたが、即却下。
確かに、不意打ち行為を働いたがわざとではない。開始直後、既に指先が猫のように丸まり始めてたところを見ると、貴方の言う3分に辿り着く事は永久に来ないだろう。
聖水を頭から被り、屈辱で顔を上げれなくなった貴方を見下ろすのが、こんなに気持ち良いとは思わなかった。

3月30日

2024/04/01 21:04:00


Tさん
下は大火事、上は洪水。
……これ、なんだ。
この謎が幼い頃に解けなかったのも当然だろう。
あれは、この場を知り得ない者には答えられないのだから。
血が降りて、高揚した頭部を脚で弄ぶ。
下腹部から滴るだらし無い汁を指で弾きながら、そう思った。



Wさん
肉厚で、ざらついた舌が指の間を縫い、足の輪郭を露わにする。
水溜まりを踏み付けたみたいに大袈裟な水音を立てて、足指を口に含んだまま、上目遣いで味の感想と心情を述べる。
聖水は、わざと足に溢したものこそ是認とするのだ。
肌からつたい落ちる間、皮脂や汗、匂いや体温の全てを含んだ聖水は、淫靡なスパイスを潤沢に含んだ至高の聖水となるのだそう。
長生きの秘訣、これは人に言えないわね。