写メ日記

11月7日

2024/11/12 13:46:42

Sさん
華奢な軀が、鞭の穂先と共に流れるように崩れ落ちる。
箒で掃き出したゴミが、床上を容易く転がるように。
つま先で尻を蹴り上げれば、また直ぐ倒れ、止むなく、躾と称した鞭が何度も振り降ろされた。
怒号と鞭の雨を同時に浴びた軀は、益々窮屈になった。
そして、その場から動かなくなってしまった。
一向に進まない散歩に、周囲から人が集まる。
愚鈍な貴方は晒し者となり、大勢の前で蔑まれた羞恥に昂ったのか、過呼吸で荒ぶる家畜の顔は酷く火照っていた。
溢れ返る興味視線に何度オーガズムを迎えたのかは分からないが、腰が抜けてしまうくらい悦かったのは言うまでない。

11月9日

2024/11/12 13:46:18

Hさん
長い永い淫夢から目覚めないままの軀は、一見平穏そうだった。
未だ夢見心地、と言うより、まるで夢遊病のようにふらりと訪れた風だった。
欲に吹き晒された、建て付けの悪い拗らせ方をした軀に触れられるまで、淫夢はまるで予期せぬ貴方を嘲笑していた。
現実の手は、夢と大きく懸隔があった。
堪え難い快楽に当然軀は持つはずもなく、淫夢と共に弾け飛んだ欲望は、私の手のひらの中で熱く滾らせたままだった。



Oさん
血が滞るほどきつく縄を打つ。
そしてタイミングを見計らい、一気に縄を切る。
急速な生命の通いに酩酊状態を起こす脳と、感覚が希薄なまま固まった四肢は、この独特の感覚を、呆然としたまま打ち拉がれるのが定例なのだそう。
じわじわと焦点が定まるこの数分間が、彼にとってのオーガズムタイム。


10月31日と11月2日

2024/11/12 13:45:53

10月31日
Eさん
顔面は、既に皮膚呼吸を寸分も許さないほど唾液で埋め尽くされていた。
外気に触れた側から、時間と共に強く匂い立つ。
乾き始めるよりも早く、次々と落とし続けた。
重なり落ちた唾液は、小さな泡立ちが寄せ合い、割れて、そして混ざり悠然と広がる。
生温かさを残したままのムチンは、柔らかな輪郭をゆっくりとなぞり、落ちながら首元へ、鎖骨へと静かに溜まっていった。
顔面の侮辱こそ至高。
言葉通りに、唾液に溺れる貴方は多幸感で満ち溢れていた。

写真の撮り忘れで此方に纏めました。



11月2日
Mさん
溶けてしまいそう。
体温の上昇し続ける胎内にいる間中、私は指先の存在を気に掛けていた。
長年私は、自身の指を男根に見立て、膨大な想像力を働かせている内に、快楽を司る神経を指先に宿す事に成功していた。
無論、過度な思い込みも然り。
それほど鋭敏な指……局部を咥え込んでいる貴方の柔らかな淫肉は、驚嘆の加圧で強引に引き込むと、膣マントル内核からの脱出が不可能な締め付けをし、大量に放出した分泌液で私を絡め取るからだ。
歯があれば、瞬時にもいでいるであろう凶暴な膣にも、優しく舐め溶かしたい欲があるようだ。
求めるあまり、軀は融合を夢見たのかも知れない。
そう思うと、尚更この淫穴が可愛いく、愛しく思えた。

差し入れありがとう。



Yさん
何とも、欲深な叔父らしい結末だった。
天井を仰ぐ首も、瞳孔も、倒れた場所で動悸を鎮める為に喘いでいるその姿さえも。
最底辺に成り下がるまでは、あと一押し……といったところだろうか。


10月29日

2024/11/12 13:45:29

Kさん
目を閉じても、瞼の裏に焼き付いていて、記憶からも離れそうにない。
秘密にしておくのが悔やまれるくらい、稀有で淫靡な体験だった。



Nさん
喉の渇きは軀の疼き。
私の体液で育てられている大型犬は、この頃しきりに渇きを覚えるようになった。
既に軀中を私の体液で蝕まれている所為で、寄生した体液に自我を支配され、無闇に体液を求めるよう操られるまでになっていった。
穴という全ての穴は勿論、感度の高い場所は特に傷を付け、体液の付いたグローブで裂けた傷口を覆うと、ねぶるように練り込んであげた。
体液による幻覚を付与された脳は、病的な高揚感を軀中に送り出し、獣如く呻き喘ぐ声は、始終私の耳奥に粘着し続けていた。

お土産ありがとう。