写メ日記

8月17日

2024/08/19 22:29:33

Eさん
初アナルのフィストは現実に起こり得る。
対岸の火事が我が身に降り掛かり、驚嘆していたのも束の間。
官能の棲家をたゆたわれる内に、戸惑いは変遷、強い快楽の力へと瞬く間に飲み込まれると、呆気なく拒絶を手放し、無我夢中で拳を貪った。
拳を腰を振るように伸ばし、引いて回すのは、不思議なほど飽きなかった。
もっと締め付けて欲しくて、尻を叩き煽った。



Yさん
背を弾く鞭の穂先が空を切り裂く。
叫び過ぎた貴方の声は、擦り切れた和紙のように皺枯れ、くの字に折り曲げた軀は左右に半円を描くよう揺れながら、天井からダラリと下がっていた。
やがて声は潰れ、薄っすら血と汗の滲む艶やかな背には、鞭に陶酔しきった心情を魅せ伝えているのが汲み取れた。