散々と虐げられ痛めつけられ、気力が限界にまで達した頃に、やっと休息が訪れた。
きっと今の貴方の脳内は、柔らかなベッドと尻とが交互に来ていたに違いない。
無力な幸福感が貴方を支配している時、私はいつまで続くか知れない無言の放任に、ただ身を委ね、幸福を想像していた。
Eさん
どんな性癖でも受け入れてくれる。
そういう平等性に初心の貴方も安心したのか、単なるフェチだけだったはずが、心の隙をすくわれ、気付けば新たな性癖に溺れずにはいられない軀になっていた。
信頼とは恐ろしいわね。
嘘でもおかしくても、それを信じ込んでくれるんですもの。