写メ日記 | 1月9日

1月9日

2025/01/11 14:54:37

Kさん
絶頂メス逝き地獄へようこそ。
お望みのツアーが、貴方にどんな衝撃を与えたのか、私には計り知れない。
だがきっと、大時化に放り出された小舟の情緒だったのではないだろうか。
汗だくの軀を乱雑にねじり、かすれ声を絞り上げ、枕を紙クズのように飛ばしながら、貴方は広いベッドを独占していた。
勤行のように「もぅシぬ」と「オカシクナル」を繰り返し聞いた。
ベッドに張り付いたまま、動けなくなった貴方を見た時、食後の満足感に似た感情を抱いた。



Yさん
性癖を尻に書き殴った。
書きごたえのありそうな腹には、既に先客があり、貴方の取説が詳細に記されていたからだ。
いつもなら揶揄するが、落書きが消えないよう注意深く生活をしていると知り、彼を見直した。
メッセージに愛情がこもっていたのも、そういう理由なのだろう。
文字の当人と繋がる事は無いが、あなたの軀ヅテに、見知らぬ人物と伝言ゲームをしているようで面白かった。

差し入れありがとう。
ケツバット愉しかった。