写メ日記 | 3月1日

3月1日

2025/03/12 14:29:20

Eさん
顔面や口腔に蝋燭を試したい願望はあるが、どうにも躊躇するというので、下地代わりにありったけの唾液と聖水を施した。
軀で蝋燭を受けられても、顔だけは恐ろしいらしい。
実は、聖水もこの時が初めてだった。
顔に掛かった途端、急に正気に返ったように慌てて首を振るので、髪の毛までずぶ濡れになってしまったのた。
だが聖水を受けられたことで度胸……諦めが付いたのか、蝋燭を顔に近付けても、舌を引っ張り出して口腔へ垂らしても、始終大人しいまま赤い雫を垂らされ続けていた。
時折り漏れる甘ったるい吐息から、貴方も愉しんでいるのだと感じ取れた。