Sさん
とろける軀だった。
鋭敏な軀は、私の手指の冷たさも手伝ってか、指先から逃れようとシーツの上を悶え千切っていた。
逃げ惑う姿は実に扇情的だった。
たまらず羽交い締めし、馬乗りになり、熱く滾らせた肉棒を奥深く、何度も何度も突き立てた。
呂律の回らなくなるまで犯し続けてから、息が整うのを待ち、直ぐまた犯して、彼女の尊厳までも凌辱しながら全て奪い尽くした。
ボロ布のようにくたびれ果て、辛うじて呼吸しているような様を見ても、哀れだと思わず欲情するのは、全部貴女が悪いんだと思うの。
Kさん
二人の秘密だから書かないけど、これだけは言わせて。
最低で最高だった。