写メ日記 | 9月5日

9月5日

2024/09/10 13:37:28

Sさん
自身の新たな癖を見出したからというもの、すっかり蝋燭の虜だ。
薄く垂らせば、肌を性感のようにつたいながら固まり、同じ箇所へ集中させれば、垂れ落ちる部分全体が熱に覆われて、そのままゆっくりと凝固する様子がまるで、真綿で首を締めるようにジワジワと肌を強張らせる。
特に貴方の好きな、感度の集中している鬼頭や肛門は、皮膚が薄い分鋭敏に汲み取る。
火遊びするとおねしょが治らないというが、本当にそう。
愚息の粗相がいつまでも治らないのは、そういう事だろう。



Yさん
大量の咀嚼物を全身に塗した。
顎が疲れてしまうほどの量は初めてだった。
その甲斐あり、毛髪以外の全てを咀嚼物で覆ても尚、マゾ餌が作れてしまうくらいに。
作るまでかなりの時間を要した。
その間の貴方は一切微動せず、くしゃみや痒みを耐え凌ぎ、呼吸も腹が隆起しないよう細心の注意を払い、完璧な受け皿を演じていた。
全ての作業が終わり、私の「よし」の言葉をどれだけ待ち望んでいたのか、この無心に無邪気に戯れる光彩陸離たる姿を見れば、一目瞭然である。