写メ日記 | 7月4日

7月4日

2024/07/06 14:53:51

Sさん
虹色の油を揺らめかせる水溜りみたいに、混ざり合わない薬液が漂うぬるま湯をシリンダーで汲む。
入れる側から襲われる耐え難い痛みに、声も顔も歪ませる。
膨らんだ腹を誇らしげに見せ、振動を伝えないよう忍足で急くつま先の向かう小部屋、腸をねじ切るような痛みに被さる排泄の悦びに、息を乱しながら興奮する姿がとても可愛かった。
聖水の温かさを腹で感じる至福顔は、私にとってもご褒美だった。

差し入れありがとう。



Oさん
強制射精で二度逝かせた後だ。
三度目の滞りに待ち切れず、床から引き剥がし、覚束ない足を靴の先で小突いて壁側へ立たせた。
ダラリとした、気の抜けた睾丸を後ろから何度も蹴り上げる。
床に崩れれば、すかさず踏み付け、杭を打つように、釘みたいなヒールへ体重を乗せて散々踏み抜いた。
その度に男の甘美な悲鳴が轟く。
鼓膜で嚥下された快感が腑に降り、琴線に触れた背筋がぞくりとする。
一方的な蹂躙のように思われる行為も、射精準備であり仕置きではない。
あくまで、快楽責め。
この日は四発。
ギリギリ及第点、といったところだろうか。