写メ日記

5月21日

2024/05/23 00:07:03

Hさん
軀にこもっていた歪んだ燻りを平定させた後、また日常へ戻る為に何か支えになる物が欲しいと、自ら用立てた貞操帯を差し出して来た。
手に取ると、ずっしりと重い。
粗末な局部に付けるには、大仰な鎖だと思った。
貴方なりの強固な意思の表れなのだろう。
そう思えば、色んな意味を含んだ重っ苦しいこの感じも、そんなに悪くはない気がした。
振り返り、ポケットの中の鍵を握りながら見送った貴方の背中は、飼い犬としての自信に満ち溢れているように見えた。



Sさん
めくるめく、という言葉がこんなにもイメージし易い人も居るのだと、貴方を見て思った。
川面を泳ぐ蛇のように、その軀はシーツ上で蛇行の如くうねらせ、愛おしい程によがり狂う。
低く、少しくぐもった呻き声が鼓膜に差し込む度に、指先は滾り、貴方の奥深くにねじ込んで快楽を貪り尽くしたい衝動を抑え切れなかった。

5月18日

2024/05/20 15:27:22

Sさん
縄で抱きしめる。
細縄が肉深く食い込む度に、肌はバラ色に赤らんで、瞬間的な微熱を纏う。
震えは多幸感が続く間ずっと治らないままで、その間の貴方は声をころし幾度も達しながら、ささやかなご褒美を味わい尽くしていた。

5月16日

2024/05/17 15:28:41

Tさん
晒された素肌を弾く鞭。
打ち方を変え、種類を変え、打ち数を変えて、男はその種類毎の嬌声を首や背をしならせて奏でてくれる。
手足の震えは武者震いか、はては恐れか。
いずれにせよ生身に受けたこの痛みは、当然ながら帰路の途中でも疼き、私を感じてくれる事だろう。
耽美な痛みの後にやってくる、口腔の甘いご褒美が、痛みを崇高なものに置き換えてしまうせいで、すぐ、またしたくなる。
こうして皮下深く、細胞にまで刻まれた性質は、奴隷の証として生涯身を焦がすのだ。

お土産ありがとう。



Oさん
児戯に類した大人の遊びをした。
めくる毎に、欲を駆り立てられる不思議なカード。
内容は稚拙でも、変態紳士には効く。
お愉しみいただいたのは何よりだが、何ら疑問も抱かず、目先の疑似餌にむしゃぶり付く貴方を俯瞰するのは、とても愉快だった。
馬鹿げた誘惑にかられたのかと、一度でも思い止まる事が出来ないから、畜生以下に扱われちゃうのよ。
けど……
悦んでるから、いいか。

5月11日

2024/05/14 10:53:24

Uさん
快楽責めは、思っている以上に苦しい。
身を以て知ったあの日から、取り憑かれたみたいに逝き狂う姿を、何度魅せつけられた事だろうか。
首輪を引き寄せ、貴方の目を覗き込み、この快楽という苦しみを与えているのは私だと言わんばかりに、軀を滅茶苦茶に掻き回し、犯しす。
くりかえし、繰り返し。


Dさん
皮膚を覆う蝋の圧迫。
太腿や尻による卑肉に覆われる圧迫。
か細いストローだけが頼りのラッピング圧迫。
と、忘れてはいけない咀嚼物による圧迫。
顔面の皮膚呼吸管理に日々研鑽している貴方は、日常との乖離が大き過ぎるところが萌える。

5月9日

2024/05/14 10:53:02

Yさん
むせ返るほど濃い、淫靡な空気に触れる。
正気を保たんと、ただひたすらに鞭を振るい、釘のようなピンヒールを足の甲のあちこちに沈めた。
その度、小さな呻き声が幾つも溢れる。
耳が……気持ち良い。
嬌声が鼓膜を震わせて、脳汁が一気に溢れ出す。
暴かれた性癖に抗っているのは、もう貴方の言葉だけとなっていた。
強がりの裏側の、隠し切れない情強なマゾ気質に、いつも心を激しく揺さぶられる。
性質と嬌声のセンスの良さは、贈り物だけに止まらないらしい。

プレゼントありがとう。



Kさん
くすぐり地獄で射精出来るのか。
半ば都市伝説みたいな事を実際にやるとは思ってもみなかったが、まさか……あんなに涙を流しながら悦ぶだなんて、ねぇ。
惑溺する為に必須とは言え、手拭いで塞がれた口が少し勿体なかったなぁ、と思うくらい、貴方のお喋りは愉しそうに聞こえた。