写メ日記

2月29日

2024/03/01 22:24:56

Iさん
性的放蕩を、物見遊山のようにこの場に持ち込まれて、正直、性癖よりも人柄に興味が湧いた。
ボディートークのように深層まで覗く事は叶わなかったが、輪郭を掴めたことで軀へのアプローチのヒントになった。
滞る事なく脈打つ血液は感情を孕み、指の腹へ直に訴たえながら、肉襞の導かれるまま貴方の悦い場所へと置いていかれ……私もその場で果てしまった。



Kさん
弄ぶ、というには言葉だけが尊大な気がしてしまうのは、小さなふたつの頂が未成熟な見目をしているせいかもしれない。
だけど感度はその見目に反し、鋭敏で一分の余裕もないくらいに全身を揺るがし、瞬く間に深い淫欲に堕ちる。
その滑落っぷりに、思わず生唾を飲む。
全身を統べるささやかな頂を支配して、貴方を丸ごと馳走されたくなったのは言うまでもない。