写メ日記

3月7日

2023/03/08 13:16:47

Sさん
肌に沿う指先が微動するたび蛇行する軀。
酷く乱れ、引き攣ったシーツの皺が万華鏡のようにくるくると変わる。
その上で踊らされている貴方は、羞恥を覆いたいのも許されずに痴態を晒し続けていた。
恥ずかしさがあまりにも辛かったらしい。
口枷を強く求められた。
何度も要望を蹴っていたが、塞ぐ事により大胆無敵に振る舞うのでは、と私欲が働き許可した。
狙い通りの結果だった。
ほくそ笑む私と、思いもよらない結果に驚嘆する貴方。
同じ空間での対極顔は見ものだったし、行為そのものが楽しかった。



Nさん
全てを無にすべく躰を委ねられた。
灰燼に帰すのは蝋燭や線香ではなく、貴方の精神の方だったようだ。