写メ日記

3月30日

2023/03/31 21:39:12

Oさん
羞恥で露わにされる本性は、声を殺したくらいでは誤魔化し切れない。
色の濃い眼鏡の奥には、うっすらと浮かぶ悦楽の涙で揺れる眼に、思わず吸い込まれ釘付けになった。
ため息さえも艶っぽい。
気だる気な声も、緩やかな動作も、意図して作られたものではない。
貴方の淫猥な本性も然り。
平生はひた隠しにしていても、こんな時には暴かれたいもの性癖である。



Kさん
時の流れを目の当たりにしてやるも、これ程長く感じた3分間は今までになかった……と肩を大きく上下させたまま、貴方は砂時計を掴んだ。
息が上がってるから少し休んだら…と言いたいところだが、折角身体も温まった事だし、ね。
貴方の手から砂時計を取り上げてひっくり返す。
ヒールの踵で蹴飛ばされ床に転がり、驚きと落胆の表情で私を見上げた顔は、これまで見たこともないくらい欲情させられた。
そう。
聞き分けのいい子は好き。


3月25日

2023/03/28 10:58:01

Hさん
奇抜で独創的なストーリーが好奇心をくすぐる。
貴方は時々こうして自身や私を弄ぶ風に見せかけては煽り、凌辱の限りをその身に受け存分に愉しむのがとても上手い。
したたかである。
そして、とびきり甘え上手。
出オチのようなネタでここまで楽しませてくれるのは、変態の才能が特別優れているからなのだろう。
無邪気さから生まれた無垢な欲を穢された直後の、貴方の満族気な顔を横目に少しだけ羨む。
枯渇知らずの才能は嫉妬。



Mさん
緊張の中にも漲る高揚感が、ジワジワと体を火照らせてくる。
じっとりと汗ばんできたのは私だけではないと、触れた柔肌の湿り気を指先で感じ取り、より湿度の高い方へと指をたどらせた。
呼吸も、発声も絶え絶えに悶える貴方を見ていたら、更なる劣情を掻き立てられる。
シーツの皺が荒波のような大きな弧をいくつも作り出す頃には、多幸感に歪む貴方の顔が天を仰いでいた。
快楽に溺れる者は藁も掴まないが、私の脚は掴んで離そうともしない。
可愛過ぎでは……?



Yさん
衝動が勝る時。
本能の赴くままに貪り尽くせ……と言わんばかりの誘われ方をしたので、乗ってみた。
こういうあからさまで品の無い方が余計な事を考えずに済む。
理屈や理性抜きに欲へ身を委ねるのは、ゾクゾクするほど気持ち良かった。

3月21日

2023/03/21 22:54:36

Dさん
喉元過ぎても忘れない熱さがあることを知る。
騒ぎ蠢く劣情を月夜の下に曝け出してしまえば、益々以って熱は冷め止まない事だろう。
月明かりに透ける青白い肌が穂先に震えた。

3月18日

2023/03/20 21:52:46

Hさん
気付けば汗だくになっていた。
電話のコール音は意識の遠く掛け離れた場所で鳴り響いているようだった。
二人とも無言のままだった。
荒い呼吸で私は肩が、貴方は腹が大きく上下し、段々と意識が現実に戻って来たところでコール音が耳元に響き、出ようと手を伸ばした途端に鳴り止んだ。
鞭をベッドに置く。
床で動けない貴方を起こしに手を貸した際、この時初めて肌に触れられた事で我に返った貴方は、疲れ果てているであろう体で慌てて飛び起き、すぐ様私から離れ、謝罪と礼を同時に繰り返した。
その現実的な動作と、そぐわない非現実的な軀の痕に再び興奮を覚える。
余韻にくすぶった種火を残されてしまい、見送る背中を捕まえたくなる衝動を抑えるのは難儀であった。
罪深い。



Yさん
貴方の緊縛が他者と違うのは、体外にまで溢れ出てしまう快楽を押さえ付ける為であるということだ。
自身でも持て余すのだから、全てを受け止めてもらうにはこうする以外方法は無い。
耐え切れず毎回意識を無くしてしまうが。
今回、貴方のたっての希望でボイスレコーダーを残しておいたのを覚えているだろうか。
これで可愛い言い訳も出来なくなってしまった。
調教のBGMとして使用する間は、貴方の意識も羞恥で飛ぶどころではないだろうし、うわ言で何を叫んでいたのか自身の本音を知る機会にもなる。
自分の深層心理を知らない人が殆どであろう中で、変態の中でも少数派で幸運な貴方を少しだけ羨ましく思った。

差し入れありがとう
近々京都高島屋でも催事があるそうなので、お時間があればのぞいてみてくださいね。

3月15日

2023/03/17 11:29:55

Eさん
後から思えば、他愛なく奪い取った事に左程驚きもせず受け入れられたのは、貴方が全く気付いていなかっただけなのではないだろうか。
ぼんやりさんにも程がある。
貴方らしくていい。
あの時の顔を、少しだけ思い出し笑いしてみた。



Uさん
折角の恥部も、平面的だと肉眼より貧弱に見えてしまって残念なのだが、これは写真だからというのではなく私の腕のせいだろう。
写真の腕は一向に上がらなくとも、貴方の調教は順調の一途。