写メ日記

2月27日

2023/02/28 11:35:14

Kさん
特別なお呼ばれに出向いた。
そして新しいシナリオを渡される。
彼の好きな本は届いたままの状態でまだ読んでいないが、内容は以前口頭で聞いた事を覚えていた。
シナリオにはその続きと思われる細やかな心理描写が淡々と、女の艶声によって綴られていた。
貴方はそのシナリオ通り、強い拒否反応を覆してしまうほどの甘い鞭を受け続けるはめとなり、深淵まで犯される屈辱と精神崩壊による究極の快楽をその身に知らしめられる。
そこへ新たに加わった手や電マにより脳髄まで蝋の如く溶かされ、貴方は瞬く間に膝から崩れ堕ちた。
とどめとばかりに尻にも踏まれて。
楽々越えれそうな屍は、暫く荒い息で腹を上下させていた。

未知の領域を試みようとひとりで模索しているのは感心する。
だけど禁断の箱はまだ開けないで欲しい。

差し入れありがとう

2月25日

2023/02/26 12:33:54

Mさん
息が途切れるほど達した。
拘束を解き体が攣らぬよう精神的負荷を取り除いた事以外、始終私の支配から逃れられずにいた。
これまでも抵抗された覚えはなく、全て受け入れるのは厚い信頼の証だと知りつつ、それでも少しだけ……裏切りたくなり、犯行に及んでみたらこの事態になった自分を不憫に思う。
何をしても悦くなる軀にしたのは私なのだが、素直に受け入れられ過ぎて困る。
あれもこれもと次から次へ邪な欲が湧き始めてしまった。
困る。

差し入れありがとう。



Tさん
過ぎたるは晒及ばざるが如し。
やり過ぎは良くない、何でも程々にと。
禁欲に関してもその通りなのだと孔子も仰っている(と思う)。
それを差し引いても快楽の名器は、指先を翻弄し、目の眩むような結合を連想させ、余韻を暫く持て余すほどの強烈な印象を与えてくれた。
そういう主張の強さは大歓迎。
追随を寄せぬ意志の強さは、別で利用してみたい。



Oさん
全てを下着のせいにして、あられもない行為に及んだ。
羞恥の塊みたいな貴方の欲望は底なし沼の如く深く重く、それでも溢れ出る言葉は純粋な欲同様に透き通っていた。
汚れない新雪の汚して欲しい貴方と、大切に見守りたい私。
相容れないように思えた価値感も意外なところで混ざり合う。
薄濁りの果てたものが鏡面をつたうのを見た時、貴方を映した姿を汚すのがこんなに興奮するとは思わなかったの。



2月23日

2023/02/24 12:28:58

Sさん
春先間近、露出の血が騒ぎ出すという変態を捕まえた。
毎年のことなので風物詩のようだが、花粉症と同じく変態も拗らせると往生するのだろう。
助けを求められた事もないが。
貴方の保護者的な立場として察しないのは気が利かないのだろうか。
そしてこの日一年ぶりの露出狂捕獲を執り行った。
花粉が飛び交う期間中、狂行は繰り返される。
暫く飽きるほど顔を見る事になりそうではあるが、翌年この時期までの2ヶ月間の戯れは貴重、山菜のように堪能するとでもしよう。
Oさん
火を灯す。
仄かな橙色は揺らめきながら柔らかく辺りを照らし、薄ぼんやりとした中に浮かび上がる貴方の顔は、圧迫も加わり益々温かな朱色に染めあがった。
こぼれ落ちた滴で呼び起こされた欲を艶声に乗せて。
羞恥の中の悦楽が目覚める頃には、全てにおいて怠惰と化した精神が出来上がっていた。
一見穏やかそうなエロスに思えるが、暴力的な淫靡が隠されている。



Mさん
全ては承知の上なので構わない、と自己責任を負うような口振りであったが、それも次第に惚気交じりに聞こえてくるのだから出来る自信というものは面白い。
全てを捧げる覚悟より、直面で武者震いする可愛さに私の心臓も震えた。
冬の帳の如く堕ちるのが早い愚息でさえチャームポイントに見える程に。
趣味の造詣の深さと同じくらい多岐にわたるプレイも、今後の愉しみのひとつであり、性癖を知らしめる悪ふざけのひとつでもある。

沢山の初めてをありがとう。
差し入れもありがとう。

2月18日

2023/02/20 11:18:37

Tさん
有終の美に相応しい褒美。
しかし与えられた足のフルコースは贅が過ぎた様子。
二度の白濁の嬉ションによりその跡を濁す。
駄犬の呼び名も伊達ではないのだと求めてもいない証明をするあたり「さすが」と言うべきか「やはり」と言うべきか迷うところではあるが、残念味は私にとって旨味、可愛いを付与するポイントであり、愛着が芽吹くきっかけでもある。