写メ日記

12月27日

2022/12/30 22:53:12

Aさん
異様な重苦しさと懐かしさが込み上げて来る劣情とは、どういう感情だったのだろうか。
快楽に薄っすらと浮かべる涙の中にも、それ以外の想いを滲ませていたのかもしれない。
それを知る術がないので勝手に想像し、よしとする。



Fさん
ビッチM女と拡張開発。
夢の方が生々しいくらい頬張っていたアソコ。
今年中の目標にはあと少し届かなかったが、心配になるほど大袈裟な感度の上がり具合には、多少の心残りは有るも概ね満足である。
必死でついてくる分、思い入れも一入。
それにしても…
あれほど乱れ嬌声を上げておきながら、遠慮深く弱々しい声で願望を吐露するあざとさ、初々しさがいつまで経っても消えないのは天然の魔性の所為なのか。
可愛い仕草と衣装で翻弄する悪い娘。
イイ。



Yさん
高層ビル群の無数の窓灯りに見えない人影を想像するとどうなるのか。
沢山のギャラリーに見下げられる興奮が当然のように欲を煽る。
火照らせた軀を縄が更にきつく食い込み、ギシギシとしなりながら厳しく締め付ける。
満場一致でのよがり狂いだ。
縄酔いの道化をお楽しみ頂けたか、お目汚しになったか、どちらにせよ私達は存分に愉しんだのでギャリーの感想はお構い無し。
一方的に見せつける為、また高層ビルの一室にて情事を致す予定。
期日はまだ未定。


12月24日

2022/12/25 22:42:06

Oさん
家庭教師を始めて二度目の訪問日。
過去に廃れた夜這い文化について課題が出たと、下心を隠しもせず伝えられた。
面白いのでそのまま資料を音読させ、見解を述べてもらっていると、先生ならどんな夜這いをしてみたいですか、と質問される。
そうね。私なら……ちょっと変わった趣向の夜這い、かな。
そう笑い掛ける前に目を逸らされた。
君のベッドの下、赤い獲物を隠してある事がずっと気になって仕方なかった。

12月21日

2022/12/24 16:49:08


Oさん
いくら強い想いで封印しようが、その性質自体は変わりようが無い。
その証拠に、一度滴り落ちれば身体中に広がる赤い染み模様が、内の変態をみるみる暴き出し、見ていて哀れなほど最初の面影を消し去った。
うっとりと、長年慣れ親しんだ悦楽の思い出を取り戻した男の精神は、此処ではない何処か遠い場所で幸せに浸っているようだった。



Nさん
苦痛に歪む顔は蜜の味。
好物の薬液を、美味しい美味しいと朱肉色の下口をすぼませ貪り飲み、物理的な刺激も加えて痛みを増してやること数回。
引き絞られる痛みを手でさすりながら、薄笑いする私を便座から苦しげに見上げる可愛い赤ら顔を何度見たことだろうか。
厳しい浣腸責めに力無く傀儡同然の肉塊は、激しい凌辱に抗うことも出来ずされるがままの快楽に白濁の悦びを撒き散らした。
苦痛と快楽が同時に襲う……なんてカオス。

差し入れありがとう。



Mさん
勢いの無い雨が、夜の冷たい空気を含んで部屋へ流れ込んでいた。
開いた窓からの景色は暗く何も見えなかったが、冬の冷気だけが肌を刺激する。
湿り気で縮む麻縄が余計に軀を火照らすので、男の汗を吸い上げた縄は更にギシギシと鈍い音に荒い息を混ぜながら、卑猥な匂いの籠るいやらしい空間へと早変えした。
尽き果てた後の全身はひどく濡れていて、とても熱く、縄も酷く食い込んでいた。
解く瞬間はいつも名残惜しい。
祭事の終わりに、何処か似ているような気がするからだろうか。

12月19日

2022/12/20 11:27:05

Mさん
思わず橙を乗せたくなる、餅のような白い尻に年の暮れを感じる。
その前にやって来る異教徒のよく知らないおじ様の生誕祭で盛り上がる世間以上に、この男のテンションはピークも次元もとうに超えていた。
年末は壊れ納めだと宣言していた通りだった。
ご希望の正月は休みを取っているので暫く会えない。
例の鍵は失くさないよう保管しておいたから、安心して正月を迎えて欲しい。
姫初めで、たっぷりと可愛がられる為にも……。
ね。

12月17日

2022/12/19 01:05:12

Yさん
すれば意地悪と言い、しなくても意地悪とだと言う。
されないと困る意地悪を、上手におねだり出来ないエゴマゾちゃんは今日も通常運転。
厳しくしてもよかったが何となく甘やかしたい気分だった。