Nさん
苦悶と官能の雄叫びが、整然とした室内で高笑う私の声をかき消した。
隙のない空気に亀裂が走るのを感じた。
貴方ほど変態の才能をいただきながら、あまりにも成長を急ぎ過ぎたのは、結果的に、更に欲深さと、終わりの無い完結感に心を奪われ過ぎたに違いない。
天命の言葉がおのずと浮かんでくる。
生まれ持ったものも大きかったが、誰かの手によって洗脳されるよう予め仕組まれていた意味も込められている。
貴方という奴隷を創り上げる快楽に、身を委ねている私がそこにある。
この影響が貴方という人物にどれほど身に及ぼしたかは知らぬが、絶対に揺るがない忠誠心だけははっきりと認知している。
差し入れありがとう。