写メ日記 | 2月12日と15日

2月12日と15日

2024/02/17 13:28:32

12日

Hさん
ほんのりと、生温かさの残る厚手のパンストを口腔へ押し込まれた唇は、閉じることも出来ず半開きのまま、爪先部分を伸びた舌のようにダラリと垂らしていた。
軀は既に疲弊し、速く浅い呼吸が息苦しさを過度に見せる。
まるで暑さでダレた犬のようだ、そんな事を思いながら仁王立ちで顔の上を跨いだ。
男はギョッとして目を大きく見開いたが、私は構わず、避ける隙も与えないままパンスト目掛けて放尿した。
足元で黄金色のしずくが無数に飛び散る。
首を左右に振り、必死で逃れようとする頭を足で押さえ付けて、永い長い折檻の雨を浴びせ続けた。

写真を撮り忘れた為コチラに纏めました。
あしからずご了承くださいませ。



15日

Tさん
シーツの冷たさが心地良く感じるほど、赤みを帯びた尻は痴熱を蓄えていた。
無論、尻だけではない。
表面に限らずだが、外気で冷えた部分との差異があればあるほどに、高まり具合が如実にあらわれて来る。
軀は匂い立ち、立ち込めるいやらしさでむせ返ると同時に、酷く目眩を起こした。
あからさまな内面の卑しさが、まるで毛穴から滲み出しているようにさえ思え、戒めてやろうと益々鞭を振るった。
泣け、今度は鳴けと、鞭の音と男の嗚咽にかき消されぬよう怒鳴り付けた。
大声で喉がひり付いた。
互いに散々喚き散らした後、喉を流れた冷たいスイーツは私の喉を癒し、要冷蔵の文字を無視された生ぬるい液状化スイーツは、貴方の喉と下腹部を癒した。

お土産ありがとう



Mさん
この頃の積極性は目を見張るものがある。
喉から手が出るほど欲しがっていた快感を知ってしまったから……かもしれない。
まだこれ以上の快楽があるというのなら、是が非でも我が身で享受したい、という欲望が貴方の成長を促したのだろう。
春も近付き、サナギから蝶へ羽化するが如く、何処までも広がる官能の花畑を、誰にも気兼ねせず余す事なく堪能して欲しいと切に願う。
かわいい子には旅をさせる、そんな母性も、サディステックながら皆胸に持ち合わせているのかもしれない。



Yさん
暗闇に置き去りにされた軀は、私の声を頼る以外の術がなかった。
ゆっくりと、優し気な口調で語りかけているが、当然正しく導く筈もない。
疎外された空間とはいえ、出鱈目な誘導を疑われては身も蓋もない。
肌を密着させ、温もりで偽りの安心感を植え付ける事で不安を拭い取り、洗脳に抗おうとする疑惑の種さえも、初めから無かったかのようにすり鉢で粉々にした。
やがて、じわじわネチネチと淫靡な悪夢を擦り付けられた脳は、正確な判断を見誤るまで毒され、ついぞうっとりと軀を手放す。
ケーキの苺は最期まで取っておく派だと言う貴方に、私も同意見だ。
さぁ、大切に取っておいた苺でも刈り取りましょうか。