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写メ日記 | 3月4日
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真嶌(まじま)カヲリ |
3月4日 |
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Tさん
ひんやりと、舌の上でとろける滑らかなクリームが、シューから溢れ出る。
首元に跨り、美味しそうに見せ付けながら頬張るスイーツ、これがまた格別に美味しい。
旨味、食感、美味しいと感じる温度、その全てを奪われ、あげく唾液で薄まった残りカスの咀嚼物が、貴方の餌となる。
こんな物が待ち遠しいのか、まだ袋から取り出している段階で口を開き、怒張した局部を触りたそうに両手をソワつかせている。
目を閉じているのは、咀嚼物が入らないようにする為でもあるが、吐き出された後の妄想をすでに始めているからでもある。
ね、垂涎ものの可愛さじゃない?
足の裏をドロドロにさせて、早く貴方の顔中に咀嚼物を塗りたくりたい。
お土産ありがとう。
Uさん
長く飼い慣らされた野良ワンコは、随分鼻が利くらしい。
欲望を満たしてくれそうな飼い主を、まるで物見遊山でもするように主人を渡り歩く。
私のしたい事をすれば、それは犬も欲する事のはずなのだが、一癖あるこの犬は、愛想よくエゴを振りまき、どこか憎めない愛嬌を己の武器と知った上で、自分のして欲しい事へ飼い主を導く事に長けていた。
分かって乗っかっていても、不快な気持ちが起こらなかったのは、やはり魅力があったからなのだろう。
も、魅力的だった。
[2025/03/12 14:30]
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