9月13日
Fさん
    黒く薄い繭に包まれた貴方が見ていた世界は、永久に不変であり、そうして永久のままに変貌の沼にはまってゆくのだ。
    今までずっと心地良かった繭に蝋を垂らされ、熱さで無理矢理、薄膜を破られ目覚めさせられられた。
    今は壁に手をついている。
    まゆの中の妄想で緩んだお漏らしの仕置をされている。
    ほんとお馬鹿さんね、私の前では油断しちゃダメなのまだ分かってないのだから。
    出来の悪い子ほど可愛いって…ね。
    Yさん
    そんなんじゃまだまだみたいね。
    口先だけご立派なのに、心身共なっていないのはいただけないかしら。
    でも度胸と根性次第では、いくらでも伸び代はありそうだったわよ。
    普段下げることのない頭を下げてでも、頑張って私についてらっしゃいね。
    
    

