2月22日
Sさん
振り落とされた鞭が跳ね返る度、白い背は反り、柔肌に血色が浮かぶ。
そして火照りだす軀と、鞭の摩擦に劣情を焚きつけられた貴方は、家畜のように四つ足で全身を震わせ低く呻いていた。
やがて降りしきる鞭の勢いは勢いを増す。
もとより不安定だった肘は崩れ落ち、揃えられた手の甲に額を突っ伏し動かなくなってしまったが、荒い息が背中を膨らませて「やめないで」「もっと」と言葉を代弁するように私を煽っていた。
心の声に応えるべく、鞭で言葉を返した。
差し入れありがとう。
2025/03/04 11:56:02振り落とされた鞭が跳ね返る度、白い背は反り、柔肌に血色が浮かぶ。
そして火照りだす軀と、鞭の摩擦に劣情を焚きつけられた貴方は、家畜のように四つ足で全身を震わせ低く呻いていた。
やがて降りしきる鞭の勢いは勢いを増す。
もとより不安定だった肘は崩れ落ち、揃えられた手の甲に額を突っ伏し動かなくなってしまったが、荒い息が背中を膨らませて「やめないで」「もっと」と言葉を代弁するように私を煽っていた。
心の声に応えるべく、鞭で言葉を返した。
差し入れありがとう。